「大規模AA会場が百貨店やショッピングモールだとしたら、当会場はスーパーマーケット。地元の会員に愛され、継続して取引きして貰える流通拠点にしたい」と話すのは、このほどミライブ大阪の会場責任者に就任した鴫谷豊氏。
同会場は、今年に入って出品平均1377台まで伸ばし、75%超の高成約率で推移するなど、激戦の近畿地区でもキラリと光る存在だ。しかしながら、鴫谷氏は「まだまだPRが足りていない。自分も営業マンだが、一丸となってもっともっと稼働件数を上げ、出品会員も増やしていきたい」と、手綱を引き締める。
鴫谷氏が重視するのは地元・大阪の会員に、いかに利用して貰えるかということ。ミライブ大阪は大阪府だけでも数千という会員数を誇るが「どうしたらもっと役に立てるか。一般会員はじめディーラー、リース会社など、すべての会員に対し、もう1回初心に戻って営業活動に取り組んでいきたい」と地域密着にこだわりを見せる。 その上で「出品面では、とくに小売り店に喜んで貰えるような、ニーズの高い新鮮な車を増やしていきたい。それがミライブ大阪の役目だと思っている」と、鴫谷氏は前を向く。
1974年2月生まれの51歳。自宅では4頭の愛犬がいる。「趣味もないが、犬と遊んでいる時間が至福の幸せ」と、張り詰めた顔をほころばせた。
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