【特色ある会場づくりへ常にチャレンジ】
「お客様との距離感が近いことがシーエーエーの良いところ。なかでも岐阜会場はとくに近いので、そうした部分を活かしていきたいですね」。 今期からCAA岐阜の会場長に就任した滝川検司氏。これまでは車両検査を中心に現場の最前線を歩んできただけに、「お客様が何か困ったときには、自分に聞けば大丈夫、というような関係性を築いてこれた自負はあります」と話す。
滝川氏は、1台1台の車両に向き合う職人気質な一方で、人好きのする明るいキャラクターの持ち主。人と人との対話、そしてコミュニケーションを重視する。それ故に、会員が集う火曜のオークション開催日は、「事務所内の机に座っているというよりも、2階のオークション会場にいることが多いでしょうね」と笑みを浮かべる。
そんな新会場長の描く岐阜会場の方向性は、台数を集めて注目度をさらに上げることに加えて、CAA中部との差別化を図っていくことをポイントに掲げる。 「大型会場の中部では出来なくても、岐阜で出来ることはたくさんあるので、何かしらの特色を出していきたい。ただ、あれもこれもと、的(まと)が定まらないのは良くないので、『岐阜会場はこれで行くんだぞ』というのを今後、示していきたいですね」。
その具体的な内容については、模索している最中、と明言することを避けたが、「岐阜は小廻りがきく会場で、優秀なスタッフがいる。みんなで同じ方向を向いて、どんどんチャレンジしていきたいですね」と滝川氏。この一例として、6月に『特設レンタ・リースコーナー』を設けるなど、早くも新たな試みを打ち出した。
平成7年に中部会場で入社。以降、岐阜、東北会場も経験し、今年3月までは中部会場検査室長として活躍していた。自身の性格については、「思い立ったら、すぐにやらないと気が済まないタイプ。悩む前にまずは行動。そうしないと何事も進まないと思うんですね」と常に前を向く。
趣味は旅行で、コロナ禍の前は自分へのご褒美として、毎年の年末年始はハワイで過ごしていたという。1974年3月生まれの48歳。愛知県出身。
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