ミライブの伊藤文彦社長をして「念願の会場だった」と言う、ミライブ愛知がオープンした。同社にとって、初めてゼロから立ち上げた新規会場であり、日本最大の自動車保有台数を誇る愛知県への進出でもある。その重要な愛知会場の責任者を務める執行役員の堀淳氏に、現在、感じていることを聞いてみた。
グランドオープンして2ヵ月が経った 「あっという間だったが、徐々に受け入れられていると感じている。最近では、利用会員から『新鮮な車が多く、売り切りも早いのでオークションが面白い』と聞いた。非常に嬉しい限りだ。また、出品票がウェブから作成できることが便利のようだ」
現在の出品車構成は 「初出品車の比率が70%以上を占めている。少なくはないが、早期に80%まで持っていきたい」
タマ揃えについては 「7月に全開催、全車流れ無料施策を実施したこともあって、各コーナーの姿がまだ見えていない。特色が出るのはこれからという感じだ」
愛知のオープンに合わせて準会員を募集した 「保証人が必要ない準会員は、予想以上に多くの反響があった。それに加え、入会後も出品、来場、ウェブ活用など、全般において利用状況が活発だ」
埼玉、大阪と3会場体制になったが 「グループ会場を利用している会員は、愛知でも取引を頂いている。それらの会員からは『会場間陸送をやって欲しい』という声が挙がっている。早期にサービスを確立したい」
グループ会場ではMライブが活発だ 「愛知でも、ネット落札の半分以上をMライブからの落札が占めている。落札料も場内と同じで安いので、さらに広めていきたい。スマホ対応型のウェブサイトについても、このほどリリースした」
9月の施策について 「週毎に各コーナーの出品をしやすくする。4日は売切りの出品料を1000円に、11日のフレッシュと18日の軽は流札時出品無料、25日は全車流札時出品無料で実施する」
愛知会場の舵取りは 「正直、まだまだこれからだ。まずはもっとたくさんの人に『ミライブ愛知』を知ってもらいたい。運営面では、引き続き会員の利便性を第一に考えたうえで、愛知会場の特色を付けていきたいと考えている」
|