ザ・業界人
     
第90回
大井 健介氏
TAA広島会場  営業室長





















 トヨタユーゼック(TAA、北口武志社長)の広島会場は、2024年の平均成約率が84.5%となり、前年比7.3ポイント増とTAAグループのなかで最も伸長した。

 成約が高まっている要因を「深刻な良質車不足のなかで、広島会場の良質なタマ揃えに注目が集まっている。新規入会数も前年の2倍となり、取引が活発化しているのは感謝しかない」と話すのは、1月から赴任した大井健介営業室長。

 同社には2004年に入社。横浜会場では開設準備室から携わり、以来、横浜会場一筋。最終的に営業室長を務めた後、初めて他会場の雰囲気に触れた。広島会場については「営業スタッフが横浜の半分。それでこの台数を回している。一人当たりの仕事量はかなり多い方ではないか」とまず、スタッフのスキルの高さに驚いたという。

 そんな頼もしいメンバーに囲まれて、大井氏は「1人のトップセールスマンに頼るのではなく、チームの時代だと感じている。会員1人に対して、複数の営業スタッフが情報を共有し、いつでも対応できるように一丸となって取り組んでいきたい」と、舵取りの方向性を示す。
 また、チームとは別に個人的な目標もあるという。「広島会場のすべての一般会員店を訪問してみたい。私は会社の中も外もコミュニケーション重視。1年掛けて行ってきます」と笑顔で話した。

 1975年1月生まれの50歳。趣味はゴルフ。明るい人柄で、誰でも親しみやすい人物。



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