ユー・エス・エス（ＵＳＳ、瀬田大社長兼ＣＯＯ）の東京会場は5月22日、「31周年記念ＡＡ」を開催。周年オークションとしては過去最高となる出品1万9086台を集めた。

　ＵＳＳ東京では、ここ数年は毎年、周年ＡＡでの出品記録を塗り替えており、今回も過去最多に近い出品店が参加し、周年開催では初となる出品1万9000台オーバーでセリが行なわれた。

　当日のセリ開始前には三上正裕執行役員・オークション運営本部長兼東京会場長が挨拶に立ち、「ＵＳＳ東京は1994年5月にグループ3番目の会場として出品1920台でオープン。今日の31周年では1万9086台をいただき感謝している。また、昨年度のＵＳＳ全体の出品は約320万台で、業界シェア42％を達成。このうち東京会場は出品80万台、成約55万台を超えて過去最高を記録することができた。今後は、ＣＩＳへの360度外装画像の追加や、デジタル出品については軽自動車に関しても車台番号を連携したサービスの展開、また来年度以降には新会場の建設を計画している」と、これからの取り組みを話した。

　なお、当日のオークションの結果は、成約1万2332台、成約率64.6％、単価162万8000円という好実績を収めた。

　三上氏は「東京会場のオープン時の出品台数から、この31周年ＡＡでは約10倍の規模となり、また、昨年の30周年ＡＡでの1万7480台を大幅に超える台数を頂戴することができた。このところの実績伸長は、やはり16レーン化によるセリ時間短縮の効果が大きく、今回の1万9086台でも20時にはセリが終了し、利便性が向上した。今後も会員ファーストを基本とし、引き続き取引しやすく、満足いただける会場をめざしていく」と話した。