JU東北は5月30日、「第48回通常総会」を開催。任期満了に伴う役員改選では、新たな会長に伊藤行雄氏(JU宮城会長・理事長)を選任した。 令和7年度の基本方針は、中古自動車販売業における組織の重要性を認識し、「各県協会の発展」と「会員企業の繁栄」「信頼される業界づくり」のため、諸支援活動を行なうことを目的とする、と策定。 主な事業計画では、総務では会員拡大キャンペーンの推進をはじめ、単協の組織強化や充実のための諸施策に対する支援活動など。流通・検査では、健全な市場確立のための指導・研究や、ブロック合同AAの開催、検査員技能コンテストの開催など計8項目。 また、金融ではJUクレジット目標達成に向けた推進、小売振興では小売活性化への情報交換と調査研修や「中古自動車販売士」「適正販売店」の推進、指導環境では経営者セミナー・青年部大会(JU宮城が幹事県)の開催をはじめ、自動車公正取引規約遵守のための諸活動や青年部会の育成など。その他、関連官庁・関連団体との連携強化などを掲げている。 なお、JU東北の各県会長は以下の通り(敬称略、カッコ内は会社名)。▽青森=安田真弥(ビッグジャパン、新任)▽岩手=小原隆孝(マイカープラザ)▽秋田=加藤満(カーグランド・ルマン)▽山形=佐藤吉一(川尻モータース、新任)▽宮城=伊藤行雄(タックス宮城野)▽福島=橋本一男(東北自動車販売) 今回、JU東北の会長に就任した伊藤氏は「各県会長、各委員長の協力を得て、東北ブロックおよび各県の発展の後押しをしていきたい。それには事務局の協力も欠かせない。そして、各委員会では、数字に置き換えられる目標は置き換え、明確な目標を持ってお願いしたい。その上で、ブロック全体としての目標達成を進めていく。基幹事業のオークションをはじめ、他の委員会も力を合わせて取り組んでいきたい」と語った。写真上=JU東北6県の会長・理事長写真下左=総会ではすべて議案通りに可決した写真下右=新会長の伊藤行雄氏