JU福島は5月21日、「第53回協会・第46回商組通常総会」を福島市内のホテルで開催した。 令和6年度は、『AA事業の拡大』『組合員の意識向上』『職場の安定』を掲げて組合事業を推進。主な事業としてオークションは、営業強化などの施策によって出品5万6233台の過去最高をマークし、1開催平均の出品は1148台で成約率54%を記録。金融事業では前年度並みの実績を確保したほか、小売振興ではインターネットの『福クル』サイトの活用を中心に各種の宣伝活動を展開してきた。 一方で、令和7年度の事業計画では、オークションが49開催で出品5万500台(平均1030台)、成約率56%を目標とし、最低でも750台、月1回の記念で1400台以上とし、さらなる営業強化や近県との交流を図っていく。 また、金融事業ではクレジットを中心に組合安定のための事業展開を推進していくほか、小売事業ではJU福島会員店のPR活動で安心と信頼を訴求。各種フェアや福クルを利用したネットワーク構築などを展開。指導環境事業では、引き続き販売適正化や表示適正化を重視しながら、消費者保護、社会貢献を行なっていく。 なお、任期満了に伴う役員改選では、橋本一男会長・理事長をはじめ、副会長・副理事長の安藤真樹、大木卓、金子満男の各氏、専務理事の宗形義孝氏を再選した。 総会終了後の懇親会の席上で橋本会長・理事長は「昨年度は組合事業も順調に推移し、とくに45周年を記念して台湾旅行を実施した。また、AA事業では出品台数が過去最高を達成し、最大イベントの『ももまつり』では3000台AAを実現することができた。出品車を預かる4000坪の舗装も完了、今後もしっかりと出品車を確保し、会員が来やすい会場をめざしていく」と話した。写真上=新理事が参列し代表して橋本会長・理事長が挨拶写真下左=優秀な成績を収めた組合員を表彰写真下右=総会終了後には懇親会を開催