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ミャンマー地震の寄付金贈呈式
浄財330万円を国連WFP協会へ
荒井商事
(05/15 15:30)

 アライオークションを主催する荒井商事(荒井亮三社長)は5月14日、ミャンマー地震の寄付金贈呈式を東京・中央区の同社東京本部で開催。国際連合世界食糧計画WFP協会(安藤宏基会長、以下、国連WFP協会)へ浄財を贈った。

 同社では、3月末に発生したミャンマー地震の被災地支援として、4月8日(火)から12 日(土)までチャリティオークションを実施。期間中は、成約・落札それぞれ1台につき200円を寄付に充てることで、この寄付金の総額は333万6800円にのぼった。

 当日の贈呈式では、荒井社長から国連WFP協会の青木創理事・事務局長へ義援金の目録を手渡した後に、同社には感謝状が贈られた。

 席上で青木理事・事務局長は「多大なる支援に感謝している。ミャンマーでは震災後も緊急食料支援として、今もなお現地で活動を続けている。お預かりしたこの浄財を大切に、その支援に使わせていただきたい」と述べた。

 続けて現地の食糧事情に触れ、「ミャンマーは震災の前から状況が良くなく、およそ人口の4人に1人は食料不安に瀕しており、この大きな地震によって被災された方々、そして現地の状況は一層過酷な状況にある。こうした状況下で今回、支援をいただくことができたのは大変ありがたい」と話した。

 これを受けて荒井社長は「今の話からいまだにミャンマーは厳しい状況にあることを改めて認識した。同国は年間2万7000台の中古車が輸出されている大きな仕向け先の一つであり、当社でもミャンマー人の社員が在籍している。この浄財を役立てていただければ幸い」と挨拶。

 続けて荒井社長は「今回の寄付を通じて国連WFP協会という立派な組織について、より多くの人への認知度向上を図り、同協会の裾野を広げるような支援もできればと思う。この機会に会員からの志を寄付させていただくことができ、我々も大変、光栄に思っている」と話した。


写真上左から荒井商事の東馬圭一取締役オークションカンパニー長、荒井社長、国連WFP協会の青木理事・事務局長、安藤公秀エキスペリエンツ・ボランティア

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