ユー・エス・エス(USS、瀬田大社長兼COO)は、名古屋会場を12レーン化、大阪会場を6レーン化すると、このほど発表した。 現在、名古屋会場は10レーンでセリを実施しているが、これに2レーンを増設する。同社では「12レーン化することで、セリ終了時刻を約1時間早めることができる。またプライムタイム系など、ニーズが高く台数も多いコーナーを複数レーンで同時進行させることが可能になるため、良い時間帯にセリを実施できるようになる」という。なお、稼働は名古屋会場が9月19日、大阪会場は年内を予定している。 USSは、会員の利便性向上をめざして設備投資を積極的に進めている。今年度の計画では、来年1月13日に約100億円を投じた横浜新会場をオープン。さらに、東京会場とHAA神戸においては、来年初頭をメドに新会場の建設に着工することを明らかにした。 安藤之弘会長兼CEOは「建物を新しくするだけでは意味が無い。会員からは、例えばバイヤー席のスペースを広くして欲しいという要望があり、会場の作り自体も見直す必要がある。このため、東京会場ではバイヤー席のテーブルを広くするように設計している」と話すなど、会員の満足度向上を突き詰めていく考えだ。写真・名古屋会場は9月12 日から12レーン化を予定