トヨタユーゼック（北口武志社長）のＴＡＡ兵庫は６月７日、「58 周年記念ＡＡ Part. １」を開催。出品は1755 台が集まった。
　セリ開始前に、吉田忠生会場長が「昭和42年に初のオークションを開催して以来、会員の長年にわたる支援により58 周年を迎えることができた。また、今年1 月には累計出品1800 万台を達成。重ねて厚く御礼申し上げたい。ＴＡＡは、今後もさらなる利便性向上をめざし、８月に広島を４レーン化、９月にはＴＡＡ関東・茨城ヤードを開設する。引き続き、安心、安全な会場として活用していただけるよう、きめ細かな営業活動の推進と検査精度の向上に磨きを掛けていく」と挨拶した。なお、当日のＡＡ結果は成約1374 台、成約率78.3％、単価80 万3000 円。

　ＴＡＡ兵庫のＡＡ実績が好調だ。今年1月から5 月までの出品平均は、過去最多の1713 台まで伸ばし、前年同期比26％増とグループでも２番目の伸長率を示す。「５月から稼働した４レーン化によって参加しやすくなり、成約率も上昇したことで出品にもプラスとなっている。近畿会場と合わせて、エリアシェア20％の達成をめざしたい」（吉田会場長）。

　なお、ＴＡＡでは６月を「58周年感謝月間」と題して統一企画を実施した。TC-web ΣかTC アプリでアンケートに回答した全会員に泉州タオルセットをプレゼント。また、昨年と同様、社会貢献活動の一環として、取引き１社につき200 円を各会場所在地の自治体へ寄付するチャリティ活動を実施した。


写真・４レーン化や階段の改修なども実施