ベイオーク(塩原淳平社長)は4月20日、「株式化17周年大記念AA」を開催した。 オークション事業を2005年に法人化して以降、その周年を記念したイベントはビッグAAのひとつとして定着。今回は出品1706台が集まり、そのうちの85%が新規搬入車で占められるなど鮮度の高い内容となった。 セリ前には、川原浩祐執行役員が「こうして17周年AAを開催できるのも、長年にわたる協力のお陰と感謝。今後も社員一同、さらに会員に必要とされる会場づくりに努めていく」と挨拶。続いて、森好二郎次長が、人気商品を用意した台数賞やイカ焼き屋台などの特別イベントを案内した。 今回のAAでは、近畿地区を中心としたディーラーや買取り店などからニーズの高い車種が多数集まった。とくにバイヤーの応札が集中する新鮮デビューは372台、軽自動車デビューも423台と豊富な品揃えとなり、良質車を求める会員の仕入れに幅広く応えた。 なお、当日のAA結果は成約1201台、成約率70.4%、単価77万円の好実績を収めた。 ベイオークでは、今年に入ってから新規出品車の割合がさらに高まっており、各開催の出品全体に占める平均シェアは8割超えで推移。オークション市場では新鮮な良質車が慢性的に不足していることもあって、こうした品揃えを背景に活発な応札が続いている。写真上・長年の協力に謝辞を述べる川原執行役員写真下・特別イベントで盛り上げた