ベイオーク(塩原淳平社長)は、「検査講習キャンペーン」を12月30日まで延長すると発表した。 このキャンペーンでは、受講費の値下げや特設コースなどを設置。年明けからの繁忙期に備え、会員店のスキルアップを支援していく考えだ。 今回は、入門編となる「基礎コース(2日間)」の受講費を2万円から1万5000円にプライスダウン。また、ニーズに応じた3つのコースを特設した。 このうち、「ステップアップ1DAY」コースは、少人数でより詳しい修復歴内容を学ぶもの。また、同じ内容で3名からの団体向けには、「社内研修ステップアップ」コースも設置した。こちらは2日間を通して受講する。 さらに、ステップアップコースを2日間以上受講した会員には、「とことん復習」コースを用意。内容は、それぞれの参加者の要望に応じ、さらに知識を深めることができる。ベイオークでは今年10月、実車研修の教材となる検査講習車をリニューアル。衝突安全ボディをはじめ、独自の特徴的形状・骨格を用いた車両のほか、ニーズの高い輸入車など、合計5台を新たに導入した。加えて、講習会ではタブレット端末を採り入れ、従来のテキストとの併用で理解度を高めている。 なお、今回のキャンペーンでは33社が申し込み、すでに約20社が受講した。同社では、「引き続きリピーターの満足度向上と、新規受講の促進に努めていきたい」としている。