ベイオーク(塩原淳平社長)は、2月5日に開催した「36周年大記念オークション」で76.2 %の高成約率を記録した。 同AAは年間3大イベントのひとつ。当日の出品は3124台で、このうち約9割となる2727台が新規搬入車で占められるなど、新鮮な車両が揃った。とくに、3ヵ月以内に出品歴がない「新鮮組(ブロック)」は805台に膨れ上がり、高成約を牽引した。当日のその他の結果は成約2381台、単価52万1000円。 セリ前に実施したセレモニーでは、森好二郎会場長が「利便性向上へ向けて、昨年にはベイネットのスマホ対応版を用意したほか、次週の2月12日からは動画の下見サービスを開始する。人間でいえば36歳というのは働き盛り。当社も必要とされる会場づくりへ目一杯頑張りたい」と挨拶した。 当日は、大記念AAならではの特別イベントも多数実施した。今回、初めての試みとして「輸入車入札会」を企画し、アウディA1とMINIクラブマンの2台をベイオークが用意。アウディA1は和歌山の輸入車専門店、ミニは大阪府の中古車販売店が落札した。さらに、成約または落札台数に応じた現金つかみ取りや、ギフト券などが当たる千本釣り大会、日本三美人の湯で知られる竜神温泉の源泉を持ち込んだ足湯など、様々な催しで来場者を楽しませた。動画下見サービスを開始 一方、ベイオークは2月12日から「動画下見サービス」をスタートした。これは、オークション開催日に、検査員と会話しながら出品車の状態を動画で閲覧できる新サービス。撮影時間は15分以内で、希望の箇所をリクエストする。ベイネット会員であれば利用可能。 なお、2月中は通常1500円(台当たり)のところ無料で受け付けている。