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ベイオークが中国・蘇州市のAAに技術提供_3月初旬オープン、出品100台程度から (02/08 16:02)

 ベイオーク(塩原淳平社長)は、このほど中国江蘇省蘇州市のオークション運営会社と業務提携を締結。これまで培った様々なオークション関連技術を提供していくことで合意した。
 中国における新車販売台数は、2010年1806万台(前年比33%増)、11年1850万台(同2.5%増)で世界一の座を維持。しかしながら、中古車流通に関しては整備されておらず、販売店の仕入れ形態も個人間売買の域を出ないもので、安定した仕入れができないのが実態だ。
 こうしたなか、ベイオークの持つ技術やノウハウを提供することで確固たる流通市場を確立。オークションを通し、末端のユーザーにも信頼される流通、査定、価格を整備する。
 運営会社は福馬二手車服務有限公司。日本資本は入らず、地元政府と中国人投資家による100%中国資本。オークション会場は、新車ディーラーが約40店舗集まる凱馬広場に所在する。
 また、地元政府・公安関係の協力により、会場内に日本での陸運支局的な役割を担う公安事務所を誘致。名義変更およびナンバープレートの発行など、開催日当日に変更登録を行うことを可能とした。
 ベイオークでは、昨年12月よりスタッフが渡中し、査定方法、オークションシステム、会員開拓手法などを提供している。「第1回オークションの開催は3月初旬を予定。キャパシティは224台なので、当初は出品100台程度を見込んでいる」(ベイオーク)。

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