ベイオーク(塩原淳平社長)は、8日に開催した「お客様感謝大記念AA&第88回SUAA近畿ジョイントAA」で成約率76.5%を記録。活発な取引を展開した。 同記念AAは、年間4大イベントの一つ。セリ前のセレモニーで森好二郎会場長は「2011年は『ベイオーク成長元年』として策定。原点に立ち返り、お客様第一主義をさらに追求するとともに、会員に必要とされる会場づくりを全社員一丸となって進めていきたい」とあいさつした。 当日は2447台を集荷。このうち新規に搬入された車両は9割に迫り、場内外から多数の会員が旺盛な買い意欲を示した。また、同AAで初となる「輸入車ディーラーブロック」を設置。輸入車ディーラー限定出品で75台の新鮮な下取り車を集め、89.3%が成約となった。さらに、看板ブロックの「NEOファースト」も88.6%の高成約率を記録するなど全体実績を牽引。結果は成約1871台、成約金額10億758万9000円、単価53万9000円の好実績を挙げた。 今回のイベントでは、東北地方の名産品をワンコインで提供する「物産展」や石巻焼きそば屋台を用意するなど、被災地支援も積極的に展開。終日、多数の来場者で溢れた。【役員体制変更し取締役を3名に 39歳の森好二郎氏が会場長就任】 一方、ベイオークはこのほど定時株主総会および取締役会を開催。代表権を塩原社長のみとしたほか、取締役数を3名に変更。前取締役の久留米勝美氏は監査役に、亀井邦男氏は退任した。 また、1日には組織変更にともない会場長制を導入。前経営戦略部次長で39歳の森氏を会場長に抜擢したのをはじめ、経営戦略室次長には前営業部次長で38歳の久井誠二郎氏を起用した。 森氏は、会場長就任にあたって「一口に会員と言っても、職種によって求められるサービスは異なる。今後はより細分化し、それぞれに適したサービスを提供していきたい」としている。