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前年比51%減と過去最大の落ち幅_宮城県は全国で唯一、プラス推移_4月の新車登録台数 (05/11 12:43)











 4月の登録車の新車販売台数は、前年同月比51.0%減の10万8824台となり、自販連が集計を開始した昭和43年以降、最大の落ち幅となった。
 これまで新車登録は、対前年比で50%以上のマイナスを示したことはなく、昭和49年5月、第一次オイルショックの影響で記録した45.1%減が最大の減少幅だった。
 今回の大幅減について自販連では、「東日本大震災によって生産が止まり、新車の供給不足となったことが大きく、さらには、復興税などの増税懸念による消費マインドが低下したことも要因」とみている。
 4月の車種別実績をみると、普通乗用車の落ち込みが大きく58.7%のマイナス。エコカー補助金終了後、大きな減少が続いていた中、2月には下落幅が改善されつつあったが、震災によりさらなるマイナスとなった。
 また都道府県別では、全国の大半が5割程度で推移したものの、宮城県のみが4.2%増を記録。被災地を中心とした需要に、自治体からの優先供給にメーカーが応えたもので、とくに小型乗用車が21.7%増、普通貨物車は18.9%増と大幅な増加を示した。
 なお、ブランド通称名別順位では、3月に引き続いてフィットが首位。続いて2位がプリウス、3位ヴィッツでともに2ヵ月連続で同順位。今回、フィットは8574台で1位となったものの、平成22年2月以来の1万台割れと低水準であったことは否めない結果に。
 また、3位以降の順位は、(4)フリード、(5)カローラ、(6)ステップワゴン、(7)マーチ、(8)デミオ、(9)セレナ、(10)パッソとなった。

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