ベイオーク(塩原淳平社長)は、9日に開催した「開場33周年大記念オークション」で過去最高の成約率81.3%を記録した。 当日のオークションは新鮮な出品車で溢れた。集荷した3659台のうち、新規搬入車両は全体の93%(3397台)に上り、活発な取引を展開。常時8割以上をこうした車が占めるベイオークだが、今回は新規搬入率も従来を大幅に上回る新記録となった。 セリスタート前には久留米勝美取締役営業本部長が謝辞を述べ、「今年は“志、プラスワンの心”をテーマにもう一つ新しいサービスを実施する。今後も売買しやすい会場づくりをめざすとともに、会員の要望に応えられる営業体制をつくっていきたい」と述べた。 当日のオークションでは、過去最多の773社から出品があり、「NEOファースト」や軽自動車をはじめ各ブロックが賑わった。この結果、場内外から旺盛なコールが入り、成約2975台、成約金額14億1652万5000円、単価47万6000円の好実績を収めた。 ベイオークでは、新規搬入車の増加と、それにともなう高成約率の好循環のなかで参加会員が増加の一途を辿っている。 出品店については1台取引の会員が現在では半数以上を占めるなど裾野も拡がっており、“新鮮な車が集まる市場”として知名度がより広域化。今後もこの知名度を活かした運営を進め、会員ニーズに合致したサービスを展開していく考えだ。