ベイオーク（塩原淳平社長）は6日、出品3164台を集め「POS導入26周年大記念AA」を盛大に開催。新規搬入車が大多数を占めたことなどで遠隔地からも活発な応札が入り、69%の好成約率を記録した。
　セレモニーで山内徳幸部長は「昭和59年10月にセリの公平公正、スピードアップを図ることを目的にポスを導入。その後、今年5月には新システムへリニューアルするなど利便性向上へ努力を重ねてきた。今後もお客様第一主義を徹底し、社員一丸となって満足して貰える会場づくりを進めていく」とあいさつした。
　当日は、出品車のシェア23%を占めた「NEOファースト」ブロックが成約率82%を記録。同ブロックは良質車主体の看板コーナーで、小売り向けの需要が集中した。さらに、ベイオークが「小売り支援応援プログラム」として注力した軽自動車も取引が白熱。軽全体で1000台以上を集荷し、「パワフル軽四」ブロックは成約率69%となった。
　また、セリ以外でも特別企画を設け来場者増につなげた。今回は学生と農家を結ぶ「学生マルシェ」とコラボ、場内に島根県産の農産物を集めた「絆市」を開き、ワンコインの格安で販売。さらに、オークション会場では珍しいメイクアップセミナーなども開催し、会員店の社長婦人や女性社員が多数参加した。
　なお結果は、成約2183台、成約価格10億276万1000円、単価45万9000円。