ユー・エス・エス（ＵＳＳ、安藤之弘社長）グループのユー・エス・エス藤岡（同社長）は１５日、盛大に「グランドオープン記念オークション」を開催し、出品１４５０台、成約６５１台、成約率４４．９％、成約金額１億９９５５万５０００円、単価３０万７０００円の好実績を収めた。
　当日は、セリ前のセレモニーでＵＳＳ原重雄副会長が「藤岡インターＡＡとは御縁があり、ＵＳＳとして再スタートを切ることになった。今後は群馬、藤岡両会場で協力体制をとっていきたい」とあいさつ。続いて、ＵＳＳ瀬田大副社長が「藤岡はグループ１９番目の現車会場となる。ＵＳＳは今年２５周年という大きな節目の年。組織的な展開で会員ニーズに迅速に対応していく」と述べたほか、ＵＳＳ藤岡の新井栄一副社長が「早い時期に平均出品１０００台を実現したい。これによって両会場で週当たり５０００台規模を実現、北関東エリアの様々なニーズに対応できる」と語った。
　ＵＳＳ藤岡は、藤岡インターＡＡが実施した第三者割当増資を引き受け、４月にＵＳＳの子会社（出資比率５１.１５％）として発足したもの。当日までに映像システムの導入などリニューアル工事を実施、ポス席４００、映像同時２レーン、大型プロジェクタースクリーン４基などを備えた。
　今後の展開について、藤岡会場の運営総指揮をとる高橋紀男取締役は「新会場ならではの魅力ある内容で他会場との差別化を図っていく。その一環として群馬会場にはないバン・トラックコーナーを新設。また２会場での開催によって、週２回のビジネスチャンスが生まれる点も活かしていきたい。隣接の利便性を考慮し、両会場間のワンコイン（５００円）による陸送サービスを当面、実施していく」としている。
　なお、出品のさらなる拡大と同時に、会員増強も積極的に展開していく計画で、早急に１２００会員の達成をめざす。