ユー・エス・エス（ＵＳＳ、安藤之弘社長）の九州会場は１月２７日、「新会場開設１周年記念ＡＡ」を開催、出品５７００台を超える盛況なセリとなり、終日賑わった。
　セレモニーで合野栄治副社長は、「当会場は昨年１月２８日、最新の４レーンシステムを有する会場としてグランドオープンした。今後も会員の要望を採り入れ、一台でも多くの商品を提供していきたい」とあいさつした。
　同会場は、九州地区最大のオークションとして西日本を代表するマーケットを構築。今年度は出品ベースで２０万４０００〜５０００台を見込む。平均成約率においても前年に比べ３〜４ポイント増と堅調に推移。来年度は出品２１万台程度を予想。また九州地区におけるＵＳＳグループの九州、福岡２会場合計での出品シェアは、１８年暦年ベースで３６.８％と圧倒的だ。
　ＵＳＳでは、平成２１年までの中期計画「プロジェクト３４３」（年間出品３００万台、業界シェア４０％、連結経常利益３００億円）の達成に向けて展開中。九州地区の出品シェアでは現状で３％程度不足、既存会場の伸びで達成が困難と判断すれば、新会場開設あるいはＭ＆Ａなども、今後の選択肢に含まれるものと予想される。
　なお当日は、出品５７１３台、成約３０２８台、成約率５３.０％、成約金額１３億７８９６万６０００円、単価４５万５０００円という好結果を収めた。