業界ニュース
今週 先週 2週間前
     
カークエストがベイオーク、ジップと業務提携_5月にもインターネットライブ接続 (01/31 12:15)

 ユー・エス・エス(USS、安藤之弘社長)グループのカークエスト(小島演社長)は1月24日、ベイオーク(柏原一郎社長)およびジップ(神川薫社長)と業務提携を締結したと発表した。
 これによって、カークエストの展開する「インターネットライブ」でベイオーク、ジップ大阪のセリを中継。カーバンクネット会員約1万8000社は、所有のパソコンから両会場のセリへ直接応札が可能となる。
 スタート時期に関しては、ベイオークが水曜日、ジップ大阪が木曜日という開催会場の多い曜日であることから、「両会場ともに5月の連休明けを予定している。1日12チャンネルの許容量を24チャンネルに拡大し、稼働につなげたい。連休中にもテストを実施して万全の体制を整える」(安藤社長)意向だ。
 柏原社長は、「(接続によって)より多くの会員にベイオークを知って貰える」としているほか、神川社長も「セリの活性化に貢献」と、期待感を表している。
 ベイオークは大阪府下最大の規模を誇っており、06年のオークション実績は出品18万3561台(平均3671台)、成約率56.9%。一方、ジップは日本唯一の輸入車専門AAで、大阪会場は同1万5337台(同320台)、成約率は53.8%を記録。カーバンクネット会員にとっては、この2会場が加わることでビジネスチャンスが大幅に拡大。また会場側にとってもセリの活性化や成約率のさらなる向上が見込める。
 インターネットライブは現在、USSグループ15会場のほか、JU広島、BCNオークション、LAA関西で稼働。さらに、LAA四国、JU岡山LAA、JU長野との接続が決定しており、グループ以外では今回の2会場を合わせ計8会場へと拡大する。
 週当たりの落札台数も「グループ会場だけで5000台」(安藤社長)まで増加しており、会員の利用が非常に活発な状況だ。
 USSでは、今後も接続会場を「今年度中にも11会場まで拡大予定」(同)とするなど意欲的。同時に早期に会員2万社の達成をめざす。

運営者について プライバシーポリシー/情報セキュリティーポリシー 広告掲載について
Copyright(C) ユーストカードットコム. All Rights Reserved.