ハナテン(山本勝彦社長)は、このほど中古車在庫の流動化を目的に有限責任中間法人を設立したと発表した。同社の全在庫車を一度この新法人に売却し、今後、小売りなどへの販売時にはここから仕入れていく。これによって資金調達の多様化が図られ、低金利での調達などを可能にするとともに有利子負債の圧縮を推進していく。 この新法人の名称は「ハナテン・オート有限責任中間法人」。三井住友銀行をアレンジャー、三洋電機クレジットをコアレンジャーに設立され、株式会社の資本金にあたる基金は総額500万円。運営はハナテンのほか、三井住友系のSMBCファイナンスサービスなどが行う。同法人への資金調達は三井住友銀行や三洋電機クレジット100%出資子会社の三洋倶楽部など。 ハナテンは、3月末に約3000台の全在庫車を約24億円で同法人に売却。これによって在庫負担軽減の第一歩が図られた。今後、中古車の仕入れは同法人が行い、ハナテンは小売りや業販、自社会場を含めたオークション出品、解体などの際に同法人から中古車を仕入れていく。