ＪＵ東京は５月23日、「第54回協会・第48回商組通常総会」を文京区のホテルで開催。萩田典雄会長・理事長を再選した。

　令和６年度の主な商組事業では、主力のＡＡは出品６万8591台（平均1377台）、成約率60・９％と、出品、成約ともに前年度を上回ったほか、封印、金融事業も堅調な成績を収めた。また、「くるま買取」や「車庫証明取得代行サービス」「有償運送許可講習会」など会員・組合員支援を展開した。

　一方、令和７年度の主な事業計画では、オークションが49開催で出品６万8000台（平均1388台）、成約４万2160台を目標に策定。この達成に向け会員拡大やディーラーやポス会員への営業強化など10項目を掲げていく。また、クレジット事業では取扱高235億円を目標としたほか、小売振興では、小売りの活性化に向けて直接的、間接的な振興策を展開。くるま買取企画やＪＵ適正販売店、中古自動車販売士の推進をはじめ各種講習会、研修会の開催などを計画している。

　なお、新役員体制は以下の通り。※敬称略
▽会長・理事長＝萩田典雄（再任）
▽副会長・副理事長＝黒田泰男（再任）、田中正男（再任）、高橋純（再任）、青木孝文（再任）、沓澤明寛（新任）
▽専務理事＝大浦浩二（再任）

　総会終了後の懇親会で萩田会長・理事長は「今期も組合員からの意見をいただきながら、一致協力し合い、我々、執行部は組合員が何を望み、それに対してどう応えていくかが一つ命題になってくる。加えて、ユーザーにＪＵを認知してもらい、それによって販売店にどのようなメリットに繋がるのかをしっかり追求し、実践していく。
　これからの組合は、より一層強くなっていかないといけない、と感じており、そのためにも、しっかりとした事業を展開し、会員にとってメリットのある投資をしていきたい」と話した。