ベイオーク(塩原淳平社長)は2月21 日、出品1806台で「開場46周年大記念AA」を盛大に開催した。 同オークションは、年間4大記念に位置付けているもの。毎回、良質車が多数集まり、需要期の仕入れとして広範囲からバイヤーが参加する一大イベントとして定着している。 ベイオークでは今回、従来以上に新規出品車の集荷を強化。新鮮デビューや軽自動車デビューブロックを中心にニーズの高い良質車が集まり、出品全体に占める新規搬入車の割合は過去最高の93.4%に達した。こうした新鮮な品揃えを背景に、場内外から終日にわたって応札が集中。この結果、成約率は79.8%、落札平均単価は99万1000円まで上昇し、今年度最多の1442台が落札された。 セリ前のセレモニーでは、川原浩祐取締役が「昭和53年2月にスタートしてから46周年、今回で2245回のオークションを積み重ねることができた。これも偏に会員の支援のお陰と深く感謝している。また、今日は新規搬入率が過去最高という鮮度抜群のオークションを開催。今後も会員に必要とされる会場づくりを進めていく」と挨拶した。 今回のイベントでは、ベイオークが継続的に取り組む社会貢献活動の一環として、能登半島地震の被災地支援企画を実施。台数賞や落札賞、来場賞の各賞品に北陸の名産品を用意したほか、特価物販会では北陸の干物や酒、菓子などの人気商品を特価で販売した。 この物販会の売上金、およびオークション売上金の約3%を足した100万円を3月1日に珠洲市へ寄付する。写真・活発なセリで今年度最多の1442台が落札された