ベイオーク(塩原淳平社長)は、このほど敷地約5400坪を購入したと発表した。自社所有地を増やすことで、さらに安定したオークション運営につなげていく。 この敷地は、オークション棟(5階建て立体駐車場)と南港プールの2ヵ所。今年3月に取得した。これにより、運営の安定化が一層強固となり、会員に対しても、下見や搬入・搬出面で利便性の向上が図られるようになった。なお、自社所有の敷地は合計1万3400坪に広がり、他に賃借せずに3500台が収容可能。 同社では「借地ではできなかった美化の観点において、アスファルトやフェンスの修繕等のほか、安全面においても防犯カメラの設置や施錠など、積極的に行なえるようになった」としており、会員の出品車を安全に預かり、安心して取引きできる環境づくりに一層、取り組んでいく。 また、5400坪のうち約2000坪については「会員にとって、さらに利便性の高い利用ができるよう計画していく」考えだ。 ベイオークは、業界全体のタマ不足もあって出品規模が減少しているものの、常時85%を超える新規搬入によって活気あるセリを展開。毎回、高成約率で推移している。さらに、10月からは設置した「Low-Max(買取り保証付き)」と「アウトレット」の2ブロックもバイヤーニーズに合致、好調な出足となっている。