ベイオーク(塩原淳平社長)は、2月17日に開催した「開場43周年大記念AA」で今年度最多の成約1484台を記録した。 同イベントは、年間4大オークションのひとつ。大商いへの期待感もあって、地元を中心に多数の会員が鮮度の高い車両を出品し、新規搬入率は全体の88.2%と9割に迫った。 さらに、こうしたフレッシュな品揃えに加え、2月3日からベイネットで提供を開始した内外装360度画像も応札を後押し。通常、ベイネットからの入札は1開催平均740件で推移しているが、今回は1359件まで増加するなど旺盛な買い意欲がみられた。「(360度画像は)下見しなくてもイメージが掴めて落札しやすい、画像が綺麗で小売りに活用したい、自由度が高いなど非常に好評だった」(ベイオーク)。 ブロック別にみると、60日以内の出品歴がない新鮮組60には389台が集まり、83.3%の高成約に。売切りも357台を数え、成約率95.5%と引き合いが強かった。 また、当日は赤十字の献血に協力し、計43名が参加。ベイオークでは、こうした地域貢献活動には継続的に取り組んでおり「支えてくれている会員に心から感謝したい」としている。 なお、AA結果は出品2003台、成約率74.1%、単価85万1000円の好実績を収めた。 今後について、ベイオークでは「360度画像の対象ブロックを増やし、より買いやすい環境を整えていく。3月17日開催からは軽四リフレッシュを加え、4月7日開催からは、撮影室に入らない大型などを除いた全出品車に拡大する」方針だ。写真左上・「さらに利用して貰えるAAをめざしていく」と挨拶する森好二郎営業次長写真右上・当日の新規搬入率は全体の88.2%と9割に迫った写真左下・入口付近に内外装360度画像を写す特大モニターを設置写真右下・ベイオークが導入した内外装360度画像のシステム