ベイオーク(塩原淳平社長)は、2月3日のAAから出品車の内装・外装360度画像の提供をスタート。対象6ブロックのうち、4ブロックで成約率の上昇が見られるなど好調な滑り出しとなった。 360度画像は、現車の把握を補完するサービスとして普及が進む。しかし、これまでは内装か外装のどちらかに止まっており、双方の提供は業界初となる。 内外装360度画像は、AAネットサービス「ベイネット」で閲覧できる。対象ブロックはプレミアム、新鮮組30、同60、一般、ワールド、パワフル軽四の6つ。このうち、出品歴が30日間無い新鮮組30は、前週比12ポイント増の成約率87.0%を記録した。さらに、プレミアム、一般ブロックも大幅な伸びをみせ、計4ブロックで成約率がアップ。コロナ禍で来場が自粛されるなかでも、より強い応札を呼び込んだ。 当日は、会場入口に大画面のモニターを特設し、360度画像をPR。来場した会員からは「細かい傷や装備が良く見える」「死角がなくなって分かりやすい」などと好評だった。 ベイオークでは、今後も対象ブロックを増やし、より買いやすい環境を整えていく。3月17日開催からは軽四リフレッシュを加え、4月7日開催からは、撮影室に入らない大型などを除いた全出品車に拡大する予定だ。 なお、360度画像を提供するベイネットは、未入会会員を対象に緊急事態宣言期間中をカバーする3月末まで月額料無料の特典を設けている。写真・2月17日には4大イベント「開場43周年大記念AA」を開催する。ベイネットは3月末まで月額無料