ベイオーク(塩原淳平社長)は2月5日、「AA42周年大記念オークション」を開催。終日に渡る強い応札で落札価格が押し上げられ、平均単価81万円超えを記録した。 今回のオークションでは、新規搬入車が出品全体の8割に上るなど、ニーズの高い車両で占められた。こうした良質なタマ揃えを背景に、617社の来場会員と複数の外部ネットから旺盛な買い意欲がみられ、ここ20年間で最も高い平均単価となった。 また成約率についても、同会場の看板ブロックである新鮮組30では86.6%まで上昇。新鮮組60も75.8%と、高水準のセリを展開した。 加えて、小売り市場で引き合いの強い軽自動車は計557台が集まり、6割超が成約。現在、軽自動車の出品を0円にした限定企画を展開しており、出品しやすくしたことで新鮮な軽が集まっているほか「平均単価もアップしている」(ベイオーク)という。 なお、当日はセリ前に和泉英雄会場長が挨拶。「42年間、オークションを続けてこられたのも会員の協力と深く感謝している。業界全体が厳しい環境のなか、今日も新鮮な車を多数、頂戴した。北海道物産展や抽選会、マッサージなど盛りだくさんのイベントを用意したので、ぜひ参加して頂きたい」と述べた。 AA結果は、出品2151台、成約1535台、成約率71.4%、単価81万9000円の好実績を収め、成約率は前年同イベントを7.3ポイントも上回った。写真上・セリ前に和泉会場長が挨拶写真左下・北海道物産展は市価の半額程度で提供写真右下・大阪ならではのたこ焼き屋台を出店