日本自動車流通研究所(JADRI、磯貝哲也代表理事)は12月13日、「基調講演および交流忘年会」を都内のホテルで開催。会員や来賓など多数が出席した。 基調講演では、船井総合研究所のコンサルタント、曽根翼氏を講師に招き、「自動車販売店の『WEB集客UP』最新手法」をテーマに実施。総集客・ウェブ来場の成功事例を踏まえ、集客戦略のポイントや、すぐに活用できる強化方法などを分かりやすく解説した。 続いて開いた交流忘年会では、主催者を代表して磯貝理事長が登壇。昨年12月からの1年間の実績を紹介し、一括査定事業では、前年比108%の情報獲得件数を記録したほか、共有在庫の出品は同130%、さらにオークション(アライAAベイサイドで実施のJADRIコーナー)は同117%で推移したと報告。 また、課題としては、一括査定において10年以上、経過した車両の情報流入の増加を挙げ、「来年は新しい車両の情報を引き上げていきたい。加えて、情報の質の改善として、10月からはSNSのユーザーからの申し込みの段階で、電話番号認証を実施。一定の成果も上がっているので、全媒体での導入をお願いしたい」と話した。 続いて、来賓を代表して経済産業省の製造産業局自動車課企業・流通担当、内藤貴浩課長補佐、荒井商事の荒井寿一会長が挨拶した後、損害保険ジャパン日本興亜の営業企画部リテール営業推進室、成田浩章課長が乾杯の音頭をとり、開宴。出席者同士の懇親を深めた。