ベイオーク(塩原淳平社長)は、GW連休中にオークションシステムを大幅に刷新。5月8日から稼働する。 今回のリニューアルでは、最新のセリシステムを導入するとともに、オークション関連業務の拡充や、サービス機能強化も合わせて実施。 とくに、出品車の検査ではタブレット端末を採用し、文言の選択式による表記の統一化、多言語化への対応を図るほか、入力後の早期データアップも実現する。同時に、コーションプレートと走行距離メーター画像を加え、より落札しやすいデータを提供していく。 また、ベイネットのサービス機能も強化。出品申込書の入力が可能になるだけでなく、車検証のQRコードを読み込むことで入力作業を軽減。さらに、スマホ版ではセリ状況モニタ、マイリスト機能などを追加する。 このほか、ポス席端末では一括入札機能を追加し、ページ切替機能も強化する。平成30年度のAA実績、出品が5%増に 一方、平成30年度(29年4月〜30年3月)のオークション実績を発表した。 それによると、計49開催で出品10万8088台(新規出品7万7156台)、成約6万9451台、成約率64.3%、単価70万4472円となった。 ベイオークでは、3月30日に平成31年度キックオフ大会を開催。その席上で、三桝暎子部長は「出品は対前年比105%と好調に推移したが、自然災害による初の休催も経験した。今年度は改元、G20、そして消費増税を控える激動の年。様々な予測をしながら、会員のニーズに敏感に対応できる会場であるよう、スピードを持ってチャレンジしていきたい」と述べた。 なお、このほど組織変更を行ない、和泉英雄部長が会場長に就任。同氏を含む3部長体制で会場を盛り上げ、より会員に寄り添える組織をめざして取り組んでいく考えだ。写真・全社員と協力会社らが参加したキックオフ大会