ベイオーク(塩原淳平社長)は、このほどネットサービス「ベイネット」で、タカタ製エアバッグのリコール情報検索サービスを開始した。 タカタ製エアバッグについては、搭載する各メーカーがリコールを届け出たが、未だ数百万台が改修を受けていないといわれている。こうしたなか、国交省はこのリコール未改修車について「今年5月以降、継続車検を受けることはできるが、車検証は発行しない」と発表した。 つまり、該当車両に乗っていながらディーラーで改修を受けていない場合、事実上、その車は車検をクリアできないのだ。 こうしたことを受けて、ベイオークでは、ネットサービスのベイネットにおいて、車両ごとの改修・未改修が検索できるサービスを開始。さらに、改修済の場合は、出品店に対して、出品リストの備考欄に『リコール対策済』などの記載を呼び掛けている。「オークション流通車両をユーザーに販売する際、すべてのリコール対策の確認は重要。今回のサービスは、落札店の業務負担とリスクを軽減できるものと考えている」(ベイオーク)。写真・ベイネット画面左下に検索窓を設置(赤枠内)