JU福島(川村秀夫理事長)が、オークション事業の運営改革に乗り出した。 同商組では、今年度からのAA運営に関して、従来までの流通委員会を廃止し、事務局を主体とする「オークション事業部」に移行した。これは5月18日開催の通常総会の席上で明らかにしたもの。 新たに組織した「オークション事業部」は、宗形義孝専務理事を統括とした5名の事務局職員が中心。そのほか、若手の組合員4名がオークション事業部担当理事に就き、サポートにあたっていく。 今回の移行については、小売り環境が厳しいなかで、オークションの運営に力をとらわれがちな組合員の負担軽減を図った施策。「今後も市場は引き続き厳しい状況が予想されており、組合員には、まずはそれぞれ自社の経営に注力してもらいたい」(川村理事長)とその主旨を語る。 実際、JU福島オークションでは、AA会員からの出品拡大や、ディーラー会員の積極的な取り込みなどもあって、組合員の出品割合は年々、低下する傾向で、「時代は変化しており、オークションは組合員が率先して行う事業ではなくなってきた」(同)という。 こうしたことを背景に、同商組では、かねてから進めてきた事務局主導型の運営を具現化。あくまで管理体制は執行部がとるものの、より企業系オークションに近い運営形態を推進することで、一層の営業力強化を図っていく計画だ。 なお、JU福島AAの昨年度実績は、出品4万7211台(平均963台)、成約率49.9%を記録。出品は過去最高をマークしている。