ユー・エス・エス（ＵＳＳ、安藤之弘社長）は19日、子会社のカークエスト（小島演社長）とＪＵ愛知（樋田憲美理事長）が業務提携したと発表。これにより、来年２月からＪＵ愛知でインターネットライブを開始する。
　記者会見の席上、安藤社長は「ＪＵ愛知のセリシステム更新と同時に接続予定。グローブネットに次ぐものとなる」と説明。続いて樋田理事長は、「外部応札の充実によって、さらに売れる会場づくりをめざしたい」と語った。
　現在、インターネットライブはＵＳＳグループ19会場のほか、ＪＵ３会場、企業系７会場が順次接続を開始するなどネットワークを拡大。会員数は２万600社を数える。今回のＪＵ愛知はグループ以外で11会場目。
　一方、ＪＵ愛知では、年末から来年にかけてオークション設備を大幅に刷新する。
　新セリシステム「アイネス」を導入するのをはじめ、会場内装もリニューアル。全ポス席にモニターを設置するほか、テーブル、椅子、壁なども一新。席数は現状の900から690となる。
　また、会場モニターは180インチのプロジェクターを６面設置。さらに最新インターネットシステムの導入や外部ネットワークの拡充によって、オークションのさらなる活性化をめざしていく。
　なお今期の出品目標は11万台に策定。