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2拠点目の上尾店をオープン
オークション買取のカープライス
(12/26 13:29)




























 中古車オークション買取りを展開するカープライス(本社=東京都杉並区、梅下直也社長)は12月16日、埼玉県上尾市内に新店舗の「カープライス上尾」をグランドオープンした。同社の拠点は、杉並店に次いで2店舗目。また、これに先立ち、前日には報道関係者向けのオープンイベントを開催した。
 同社は、ユーザーからの売却依頼に対して1台ずつ査定を行ない、ネット上でオークションを実施。バイヤーは事業者限定で、最高価格を入札した会員が仕入れられるというビジネスモデルを展開している。
 通常の中古車買取りと異なり、カープライスが自社で引き取るのではなく、会員である事業者へ提供することが特徴。ユーザーは、最高入札額をベースとした提示額に了承すれば、売却が成立する仕組みだ。
 なお、会員は入会金や月額コスト、落札料など、買取りに関わるすべての費用が無料のため、容易に仕入れの機会を増やすことが可能。
 イベント当日は、梅下社長が壇上に立ち「このビジネスはロシア発祥で、現在9ヵ国で展開。すべての国で好調だ。中古車買取りは競合の激化で難しくなっている。事業者にとっては、どんなサービスよりも安く、楽に買取ることができるだろう。ぜひ試して欲しい」と挨拶した。
 続いて、実際に売却依頼のあった中古車を公開査定し、そのままネットオークションを開催。車種は平成23年式のアストンマーチン・ラピードで、セリを開始すると108社が閲覧、36 社が入札に参加し、最終的に1150万2000円で落札となった。
 カープライスは2015年11月に設立。会員は順調に伸びており、現在は国内250社、海外100社の計350社を数える。
 ユーザーからの売却依頼は、先行してオープンした杉並店では1日20件に上り、成約率はおよそ5割で推移。車種は「年式の新しい高額車が多い」(梅下社長)という。
 一方、今後については「まずは多くのユーザーから車を集め、それとともに会員を増やしていきたい。2年以内を目標に、全国を網羅できる体制を構築し、月間出品3000台、会員数9000社を実現したい」(同)としている。

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