シーエーエー(CAA、永谷敏行社長)の東京会場の実績が好調に推移している。 今年1月から12月第2週までの実績をみると、出品は9万5521台となり、すでに前年実績を上回った。 CAA東京は、今年念頭からリース会社、アップル、ディーラーを集荷の3本柱に据え、営業体制を強化。その結果、「リースアップ車が増えたほか、アップル協賛は1開催増、ディーラーも新規開拓によって、これまで取引のなかった企業から集めることができた」と、着実な成果が表れた。 また、成約台数についても、平均1148台(12月1週目までの実績)と前年をオーバー。新規搬入車の比率が上がったことで、落札に好影響が表れた。なかでも、レンタ・リースUPコーナーの成約率は87%まで上昇し、初出品コーナーも80%の大台に届くなど、看板コーナーがとくに好調だった。 CAA東京では、会員支援を積極的に推進。ここ最近でも、小売りで販売しやすい出品車を集めた「ナビ・車検付き」コーナーなどを特設した。来年についても、引き続き会員ニーズを的確に取り込んでいく方針だ。