日本中古車輸出業協同組合(佐藤博理事長)は12月7日、東京ドームホテルで「平成28年忘年懇親会」を開催した。 当日は、組合員をはじめ、新車・中古車団体、オークション、船舶などのほか、政財界からも多数が出席。 開会にあたり、佐藤理事長が「今年の中古車輸出は10月までの実績で、7〜8%前年割れしているが、これは為替と資源価格の下落が大きく影響した。今後の見通しとしては、オーストラリアに期待。同国では新車の生産が終了するが、ニュージーランドと同じような推移を辿れば、かなり大きな数字になるだろう。また、東電による放射能検査費用の賠償が、組合員にとって不公平な状況になっているが、来年には解決できると考えている」と挨拶。 加えて、JU埼玉オートオークションの小川逸樹名誉会長に対し「小川氏が中古車業界のメーター改ざん撲滅に取り組まれたことで、海外へも大きな安心を与えることができた」として感謝の意を表した。