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前年比7.8%減と8ヵ月連続の減少
ケニアでは不正な業者が問題に
10月の中古車輸出、iATAまとめ
(12/01 12:20)



















 2016年10月の中古車輸出は10万7705台で、前年同月比7.8%減となった。
 これは、財務省貿易統計に基づき、国際自動車流通協議会(iATA、長竹晃平代表幹事)がまとめたもの。
 中古車輸出の前年割れは、これで8ヵ月連続。首位のUAEをはじめ、ミャンマー、スリランカなどの上位国が低調で、全体実績に影響が表れた。また、ケニア、タンザニアといったアフリカ諸国も振るわなかったほか、過去1年ほど急増が続いたシンガポールも減少に転じた。
 このうち、4位のケニアは依然として深刻な減少を示しており、最近では「ネットを悪用した不正な輸出業者が問題になっている」(iATA)という。
 一方、増加が目立ったのはロシア。前年同月から2300台以上も伸ばして5位にランクインした。そのほか、ジョージア、ジャマイカ、アフガニスタン、スワジランドなども顕著な伸びを示した。
 なお、1月から10月までの中古車輸出は96万9509台となり、7.4%の減少で推移している。残り2ヵ月が前年と同数でも117万6175台で、6.2%減となる。ただ、ここ1ヵ月は円安が進んでおり、巻き返しに期待したいところだ。

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