昨年12月18日に75歳で逝去した故服部太ユー・エス・エス(USS)会長の「お別れの会」が13日、名古屋市のウェスティンナゴヤキャッスルホテルで行われ、業界関係者ら950名が出席した。 お別れの会委員長の安藤之弘USS社長は、「深い悲しみを乗り越え、服部会長の意志を引き継ぎ、USSの発展に役員・社員一同全力を注いでいきたい」と、追悼の言葉を述べた。 続いて、名古屋トヨペットの小栗七生会長、トヨタカローラ三重の永井啓弐会長、東京トヨペットの古谷俊男社長、JU中販連の小川逸樹最高顧問、友人代表の柳田達哉元USS副社長がお別れの言葉を述べた。 服部会長は、昭和35年、24歳の時に服部モータースを設立。55年には愛知自動車総合サービス(現USS)を創業し、57年に代表取締役社長に就任。オークション業界の先頭を走り続け、平成12年には東証1部に上場。今日の全国17会場、社員1200名という日本最大のオークショングループを築き上げた。 会の最後には、喪主の瀬田大副社長が「会長であり父でもある服部太は、USSに全力を注ぎ、大きな事業展開を構想してきた。今日は親しい皆様に見送られ、喜んでいると思う」と述べ、参列者全員が献花を行った。