ザ・業界人
     
第82回
藤原栄二氏
(有)カーショップアシスト 代表取締役


































「門真市内は細い道が多く、軽自動車の機動力は高い。さらに、キャンピングカーであればパーソナルスペースや電源が確保できるため、一時的な避難所としても機能する。今回、こうした長所を行政の防災対策の強化として評価していただいた」と喜ぶ藤原社長。

 大阪府門真市で軽キャンピングカー「ぷちキャン」の販売を手掛けるカーショップアシストは、このほど地元・門真市と「災害時におけるキャンピングカーの提供に関する協定」を締結した。

 これは、地震や風水害などの大規模災害が発生、もしくはそのおそれがある場合、門真市からの要請に対しキャンピングカーの提供という形で応えていくもの。同社は常時50台規模のぷちキャンを保有しており、市からの要請があった場合には「すべての車両をはじめ、アウトドアグッズも多数開発して揃えているので、それらも車と一緒に提供する」と全面的に支援する考えだ。

 災害発生時の車両協力は、行政と自動車関連団体などの間で提携が進んでいるが、キャンピングカーの提供は珍しい。全国でも注目される取り組みといえそうだ。


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