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業界初の内外装360度画像開始
ベイネットで2月3日から
ベイオーク
(01/14 17:51)

































 ベイオーク(塩原淳平社長)は、このほど出品車の内装、および外装の360度画像を導入すると発表した。2月3日開催の新規搬入車から撮影を開始する。

 全方位から状態を目視できる360度画像は、現車の把握を補完するサービスとしてオークション業界での普及が進む。しかし、そのほとんどは内装か外装のどちらかに止まっており、内外装双方の360度画像を提供するのは業界初となる。

 ベイオークの外装360度画像は、画面上で任意に回転できるため、これまでのカット画像と異なって死角がなくなる。また、希望の箇所をワンクリックで拡大するルーペ機能も備えており、瑕疵や修復、塗装などの確認作業を大きく手助けする。

 また、同時に提供する内装360度画像については、水平方向だけでなく天井や座面といった上下方向にも対応し、拡大も可能。これによって、天張りのたれや、相場に大きく影響する各所の装備品なども目視できるようになり、これまで以上にセリ参加がしやすくなる。

 なお、内外装の360度画像は、AAネットサービス「ベイネット」で提供。対象ブロックはプレミアム、新鮮組30、同60、一般、ワールド、パワフル軽四から開始し、3月17日開催からは軽四リフレッシュを追加。新年度の4月7日開催からは、撮影室に入らない大型などを除いた全出品車に拡大する予定だ。

 ベイオークでは、コロナウイルスの感染拡大防止を徹底し、1月13日からは体温を瞬時に計測して音声で結果を知らせる最新式のサーモグラフィカメラも設置した。今回の内外装360度画像の提供は、こうした外出の自粛が呼び掛けられる環境下であっても、従来と同様にセリ参加できるよう配慮したもの。この一環として、ベイネットについても未入会会員を対象に、3月末までの月額料無料を決定した。


写真上・外装360度画像にはルーペ機能を装備
写真左下・ベイネット画面に内装、外装360度画像の項目を設置
写真右下・内装360度画像は拡大もできる


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