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ワンプラ車を個人間サイトへも掲載
良質車限定で3月25日からスタート
ベイオーク、カーコンマーケット
(03/16 15:52)



























 ベイオーク(塩原淳平社長)とカーコンマーケット(林成治代表)は、このほど業務提携を締結。3月25日から、ベイオークのワンプライス車をカーコンマーケットの個人間売買サイトへ掲載することで合意した。
 ベイオークでは現在、インターネットAAサービス「ベイネット」を展開。同ネットでは、次回出品の流札車と、セリ前に希望のあった出品車を業販価格で売買するワンプライスサービスを実施している。
 今回の提携では、この両ワンプライス車の中から評価4.5点以上、登録6年および走行6万キロ以内の良質車に限定し、自動で個人間売買サイト「カーコン・マーケット」にも掲載。これにより、ベイオークの出品車は最大でセリ前ワンプラ、オークション、セリ後ワンプラ(流札車)、そして小売り向けサイトと、計4回の成約機会を得られるようになる。
 とくに、セリ前ワンプラ車は、オークションの開催を待たずに売却のチャンスが増大するため、出品会員にとって高い付加価値が見込まれる。
 一方、カーコンビニ倶楽部(林社長)とオールアバウト(江幡哲也社長)が設立した合同会社カーコンマーケットは、一昨年9月より個人間売買仲介サービスをスタート。同サービスはカーコンビニ倶楽部の加盟店を窓口とし、一般ユーザーからの売却希望車両などをサイトへ掲載しているが、今回、初めてオークション会場から提供される車両を対象に含める。
 このサービスには現在、全国150の加盟店が売買関連の窓口として参加しており、サイトには常時100台規模の売却希望車両を掲載。閲覧数は5万ユーザーに上る。成約した場合には、5万円までの修理費を無料とするクーポンを全車に付けるなど、他にはないサービスで商品価値を高めていることが特徴。
 今後の日程では、3月23日開催分のセリ後ワンプラ車から自動掲載を開始する。ベイネットのワンプラ車は毎週計400台規模で、このうち100台以上が条件をクリアする見込み。カーコン・マーケットには、業販価格に手数料や諸費用などを定額加算した総額の小売価格で掲載する。
 ベイオークでは、「小売価格でも十分に競争力があり、ワンプラ車の取引がさらに活性化する」とコメント。また、カーコンマーケットは「信頼の置けるオークション会場の良質車を取り扱うことで、加盟店のメリットは飛躍的に拡大する」としている。両社では、掲載台数の5%を目標に成約台数を拡大していく考えだ。

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