ベイオーク(塩原淳平社長)は、8月の1ヵ月間にわたって東北地方の植樹募金イベントを実施する。 8月の月間イベントテーマは「みんなで守ろう――自然」。このテーマに則り、各開催で販売会を設けるとともに募金活動を実施。これらで集めた販売会の売上と募金は、公益財団法人瓦礫を活かす森の長城プロジェクト(細川護熙理事長)に寄付する。 同財団の目的は、東日本大震災で発生した瓦礫を埋めて土を盛り、その上に広葉樹を植樹する「いのちを守る森の防波堤」を築いていくこと。目標本数は9000万本に上り、全長は青森 から、岩手、宮城、福島までの沿岸部300キロにわたる。「瓦礫を地中に埋めると根が瓦礫を抱き、木々がより安定する。さらに森が津波のエネルギーを減殺するほか、引き潮の際は樹木がフィルターになって沖に流されるのを防ぐ」(同財団)という。 ベイオークでは、7日に「東北名産品ワンコイン販売会」、28日に「全国名酒ワンコイン販売会」を設置。さらに、21日には夏休みの子供向けに「モックカー工作&タイムアタック」を開催する。これは車体とタイヤだけの単純な車を作り、走行タイムを競うもので費用は無料。当日は珍しいトルコアイス屋台も設置する。「会員に楽しんでもらいながら東北支援を共に行いたいと思い、色々な企画を考えた」(ベイオーク)。