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5月の新車登録、前年比37.8%減の14万台_減少幅縮小も5月としては過去最低に (06/08 11:58)











 5月の登録車の新車販売台数(軽除く)は前年比37.8%減の14万2154台にとどまった。震災の影響により、4月の実績は自販連(天野洋一会長)が集計を開始した昭和43年以降で過去最低の台数となったが、今回は5月の実績としては過去最低だった。
 同時に、今回の台数は、5月としては平成21年に近い水準で、ピークである平成2年に比べると約3割。また、これにより前年実績割れは昨年9月から9ヵ月連続となった。
 車種別実績においても、すべてが大幅な減少で、前月と比べると普通トラックがさらにマイナス幅を拡大したものの、他についてはやや改善の傾向がみられた。
 また都道府県別においては、全国的に5割〜6割程度となっているなか、宮城県のみが今月もプラス推移。とくに小型乗用の15.5%増、小型貨物の14.4%増が目立った。
 今回の結果について自販連では、「新車の供給不足が最大の要因だが、東北だけでなく全国的に消費マインドの低下がみられた」としており、続いて今後については、「供給サイドの本格回復、新型車攻勢、TVCMの復活などプラスのファクターもある反面、不安定な政情、円高、保険料値上げ懸念などマイナス要素もあり、どう進んでいくのかの判断は難しい」としている。
 なお、3月の乗用車の販売ランキングでは、1位がフィットで3ヵ月連続で首位をキープ、2位はヴィッツ、3位はプリウス。以下、(4)セレナ、(5)フリード、(6)ラクティス、(7)カローラ、(8)マーチ、(9)ステップワゴン、(10)ノート。

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