ベイオーク(塩原淳平社長)は、2日〜4日の日程で「第7回エリアミーティングin上海」を実施。AA会員など総勢39名が参加した。 同社が会員支援の一環として展開する「エリアミーティング」は、これまで西日本を中心とした各地で専門家による講演会などを開催し、好評を博してきた。7回目となった今回は初めて海外で実施。話題の上海万博とあわせ、中国自動車市場を学ぶ貴重な機会を設けた。 関西空港を出発した一行は、浦東国際空港に到着後、リニアモーターカーで上海市内に移動。バスに乗り換え、中古車展示場「上海市旧机 交易市場」を視察した。 現地スタッフの説明によると、1997年に開設した同拠点は展示734台で市内最大規模。日米独の中・高級車を中心とした品揃えで、昨年は約6万台を販売したという。また、セールスマンは「黄牛」と呼ばれる個人であることや、ローンがほとんど普及していないこと、中古車の輸入解禁の可能性があることなど、レクチャーは現地の中古車流通の深部におよんだ。 さらに会場を宿泊ホテルに移すと、現地の日本法人から講師を招き「中国のマクロ経済と中古車事情の動向」と題した講演会を開催。急成長を遂げる中国の実情を詳細に分析したほか、日本から進出した中古車関連事業者の現状など、興味の尽きない内容に参加者は熱心に聞き入った(詳細は月刊ユーストカー8月号に掲載)。